皆さんはお金の使い方を意識していますか?
成功者に学ぶお金の使い方!大切な3つの視点とは?
1ヶ月の出費を振り返ってみると、何にいくら使っているのかを明確に答えられる人は少ないはずです。
お金は感情と関連していて衝動買いや、流行に乗り遅れない、人よりも質の良いものが欲しいなど本当は必要のないものを買うケースもあります。
では俗に言う成功者はどのようなお金の使い方をしているのでしょうか。一つ言える事は共通して「賢いお金の使い方」を実践していること。
費用対効果の低いものは買わない、浪費になるものは買わない、投資にならないものは買わないなどそれぞれあります。お金の使い方はその人の人生に対する姿勢や性格を表すもの。この記事を読み終えた後には一度自分のお金の使い方を見直してみましょう。
お金を何に使うかでその人のタイプが出る
皆さんは毎月の給与、もしくは事業売上を何に使っているでしょうか?毎月定額を貯金したり、投資したり、友人と飲みに行ったり、好きな洋服やコスメを買ったりなど人それぞれでしょう。
お金の原点は「価値交換のツール」である事を知っていますか?
少し古い話をすると昔は物々交換が主流でした。自分で持っているお米と引き換えに芋をもらうとか、芋を作っている人はまた別の人参を作っている人に芋を引き換えとして人参をもらうような物々交換が成立していたのです。
しかしここで問題が発生。人参を作っている人は、芋ではなくお米が欲しくなりました。しかしお米を作っている人は人参はいりません。そのため引き換え券として誕生したのがお金であり、さらには値段という価値がつくようになったのです。
つまり皆さんは日常であらゆるものにお金を使うと思いますが、それは購入するものに価値を感じ認めたから買うと思います。
何を買うかの価値観は人によって全然違います。有形物であるモノにお金をかける人もいれば、旅行のような記録、思い出にお金をかける人もいます。
他には知的財産である学びにお金をかける人もいるかもしれません。何にしてもお金の使い方一つでその人のある程度の傾向はわかるということです。
お金の使い方と仕事の能力には関係がある?
では成功者はどのようなお金の使い方をするのでしょうか?
まず世界の億万長者とされているビルゲイツやアマゾンCEOのジェフベゾスは浪費をしないことで知られています。FacebookCEOのマークザッカーバーグは毎日同じ服を着こなし、服を選ぶ時間さえも無駄に感じているようです。
不思議なのは、このレベルの人たちならばどれだけお金を使っても問題ないように思いますが、当の本人たちは無駄と感じるものには一切お金を払わない倹約家であること。
つまりどれだけお金を持っているか?は関係なく自分にとって価値のあるものにしかお金を使わないのです。飛行機のファーストクラスも到着時刻は同じなわけです。ファーストクラスに乗ることでエコノミーやビジネスよりも3時間早く到着するなら価値はあるでしょう。
当たり前ですがそんな事はなく、移動中はビジネスクラスでも十分寛げるし、仕事もできるのならグレードアップする必要があるのか考えることが重要です。
成功者であればあるほど何にお金を使うのか?そしてその価値は何なのか?を深く考えています。この思考は仕事も同様、どれだけ自分の時間やコストをかけるのか?その対価はどれくらいか?と常に意識しているのです。
成功者の思考回路は非常に合理的であり、無駄を嫌うからこそ正しいお金の使い方が可能。
成功者に習うお金の使い方とは?
①自己投資や他者にも投資
自己投資が重要な事は皆様も聞いた事はあるでしょうし、実践されているかもしれません。しかしここでは自分だけでなく他者にも投資を行いよりチャンスを増やす発想を持っています。つまり視野が広く様々な分野に好奇心を持って勤勉なことが特徴の一つ。
知見のない分野でも調べてそれをわかろうとする姿勢があります。好奇心を持ちながらも将来への期待と不安を行動でカバーし、貪欲に突き詰めていくからこそ今できることは何か?何にお金を使うべきかを判断し、近視眼的ではなく達観して有効になることだけにお金を使います。
では今から何の投資をすればいいのか?これは人によって懐事情も違うため一概には言えませんが、知的財産への投資はおすすめです。
投資には金融投資、不動産投資、知的財産投資など様々ですが、まずは自分の知的財産になるものや経験に繋がるものへと投資をします。
お金や人は失う可能性もありますが、一度身につけた知識や経験は誰も奪うことができません。
もちろん金融投資を始められる人はそれもありでしょう。いくら年収が高くても収入源が1つしかないのであれば不十分だと言えますし、年収よりも資産を持つことが重要です。
②価値があると判断したものだけにお金を使う
成功者ほどケチとはよく言いますが、これは一般的な感覚の人からしたらケチに見えるだけであり、他の成功者からすれば当たり前。そもそもの考え方が違うのです。
例えば、高価な買い物をしたとしてもその耐用年数を考えて購入を決めたりします。1年でボロボロになる1万円の革靴よりも、10年履いてもメンテナンスで維持できる7万円の革靴を選ぶのはものの価値と耐用年数を考えての買い方ですよね。
前述した近視眼的な買い方ではなく、長期目線で判断するのです。SALEやバーゲンでつい買ってしまう人はお店の戦略に引っ掛かり感情で購入しているため、冷静さを失っています。
更に特徴としてリセールバリューの高いものを買う傾向にあります。リセールバリューとは一度購入したものを再販するときの価値の事です。わかりやすいのはマンションではないでしょうか。
購入した時よりも、売却した時に価値が上がるマンションを見極めて購入する。金額の大小はあるにせよ、何を買うにしても正しい価値基準でお金を使うということです。
③人間関係の構築にお金を使う
成功者の多くは、良い人間関係を構築することでお金を手にしています。とある研究では収入の多さはIQ(知能指数)よりも人間関係によって影響を受けると言われます。
自分1人の力では限界を感じますよね。1人よりも2人、3人と自分に協力してくれる人間関係は時に力になるかもしれません。
そのために日頃から良い人間関係を構築するためにお金を使います。ちょっとしたプレゼントや、食事の招待を行いその人を喜ばせることで何かに繋がるかもしれませんよね。
何に繋がるのかは不確実ですが結果的に思わぬチャンスを手にしたり課題解決に繋がるケースが多いのです。
自分がよく付き合いのある5人を思い浮かべ、その5人の平均年収が自分の年収になるとはよく聞く言葉。逆説としては今の年収が400万だとしても付き合いのある5人の平均年収が2000万だとしたら、いずれ自分もその領域に達するということです。
周囲の影響は自分が思う以上に受けています。その5人はどんな言葉を発し、どんな考え方、将来設計をしているのか自然と自分にも身についてくるのです。付き合う人を変え、その人たちと良好な人間関係の構築ができるよう今日から実践してみましょう。