成果を出す上でストレスとの付き合い方を知っているか否かは重要です。普段皆さんはどのようにストレスマネジメントをしているでしょうか?
成果にも直結する?ストレスを溜めない5つのポイントとは?
コロナによるリモートワーク推進により従来のストレスとはまた違った形のストレスも生まれてきています。ストレスを無くす努力をすることは、日々の思考や言動をクリアなものにし成果に直結することが様々な研究でわかっています。
この記事ではストレスを無くす上で必須となる5つのポイントを紹介します。ぜひ当てはまる人は今日から実践してみましょう。
①自分でコントロールできないことで悩まない
今現在仕事や人間関係、将来のことで悩んでいる人はいますか?もしいるとしたら、その悩みは自分で解決できるものなのか一度立ち止まって考えてみましょう。
例えば気の合わない上司やクライアントがいたとして、相手が変わることに期待しているケース。相手が変わることばかり期待したところで、それはあなたがコントロールできるものではないことを理解するべきです。
つまり自分でコントロールできないことは考えなくて良いのです。大事なのは自分が相手に対してどう変わるか?どうしたらその問題を解決することができるのか?自分視点で捉えることです。
悩みとは、解決できない事象を考えるから悩みとなります。問題とは解決できる事象を考えるから悩みにはなりません。
特に人間関係においては相手ありきの問題ですから、これを相手任せにしていては悩みになります。従って相手に対して自分がどう変わるか?を考え実行する方が遥かに簡単なのです。
②心配をやめる
人間は誰しもが不安や心配になることはあります。しかし起きてもいないことを心配する行為は無駄であることを理解しましょう。
まだ生じていない現象に心配を抱くことは、自分自身の大切な時間と体力を無駄に投じているのと同等です。仮に現時点で望む結果を手に入れていないとしても悲観する必要は全くありません。それよりももっとできることはないかと前向きな行動を考えましょう。
「計画は悲観的に行動は楽観的に」という言葉があるように行動する際にはポジティブに動き続けていきましょう。
③嫌われることを恐れない
人から嫌われることに何か問題はあるでしょうか?嫌われたくないと思っている人は、色々な人に気を遣い仮面をかぶることでストレスを溜めがちです。
冷静に考えた時に、これまでの人生で誰からも嫌われなかったなんてことはあるでしょうか?自分が知らないだけで嫌われていた可能性もあります。その反面好かれることだってありましたよね。大切なのは「自分のベストを尽くす」ことだけ考えること。
人の目を気にしすぎて自分らしさを失うほど非効率なことはありません。ベストを尽くして嫌われるのであれば仕方ないことですし、それ以上に自分が納得いくのであればそれでOKなのです。
④否定的な言葉を使わない
否定的な言葉を使うことはストレスを溜めることと関連します。特に「だって、でも」という言葉を使う人は注意しましょう。「だって、でも」の言葉の背景には現状を受け入れず、言い訳や、できない口実を作ろうとしています。
成果を出すためならば、普段使用している言葉を上手に活用しましょう。ポイントは「だって、でも」から「では‥」に変えるだけです。「では」は現状を受け入れた先に、次にやるべきことにフォーカスする言葉です。「では、こうしましょう」とか「では、問題を洗い出しましょう」とか。
ストレスを溜める人はできない理由を考えるのに比べ、成果を出す人はできることを考えます。
今日からできる理由を考え何かにつまづいた時には「では」を使いましょう。
⑤愚痴を言わない
愚痴を言うことはあなただけの生産性を下げるだけでなく、周囲にも悪影響を与えてしまいます。一見、愚痴を言うことで本人はストレスを軽減できると思いがちですが、実際には真逆です。
なぜなら、愚痴を聞いている人たちはストレスホルモンであるコルチゾールが増加し、愚痴を言う人を敬遠し始めます。結果、愚痴を言うことで周囲の評価は下がり仕事の成果にも悪影響が出るのです。そもそも愚痴を言う人の多くは問題点はわかっていることがほとんど。
愚痴を言う前に次どうするか?を考えることが先決です。以上、ストレスを溜めない5つのポイントを紹介しました。この5つのポイントは何も初めて聞くものではないと思います。
今一度自分自身を振り返りストレスを溜めない工夫をして過ごしていきましょう。