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洗練された日常を身にまとう、「青山」の暮らし
東京の中心に位置するハイクラスエリア、青山。住民の年齢層はやや高く、洗練された都会のムードが漂う閑静な高級住宅街です。賑やかな大通りには、世界のトップブランドやセレクトショップといったスタイリッシュなブティックが並ぶ一方、青山霊園の桜や明治神宮外苑の銀杏並木など、四季折々の美しさが堪能できるのも大きな魅力。高級感に加えて上品さも備えた景趣が、多くのセレブに愛される理由の一つになっています。
「青山」の地名は、江戸時代に徳川家康公へ仕えていた大名の一人、青山忠成氏の屋敷があったことに由来します。その当時から大名屋敷街として高いステータスを誇り、その歴史が現在の高級住宅街へとつながっています。
また、青山がファッションの街として発展したのは1960年代以降。メンズファッション界で広く知られる石津謙介のブランド、「ヴァンヂャケット(VAN)」の成功を皮切りに、NICOLやYohji Yamamotoといった名だたるブティックが青山周辺に集結。スタイルアップした街のイメージを確立していきました。
中でも、今なお世界の最先端であり続けるCOMME des Garcons青山店は、現在もオープン前になると必ず国内外のビジターで列ができるほどの人気ぶりです。
ショッピングには、青山5丁目の交差点から高樹町交差点を結ぶ「骨董通り」をはじめ、表参道の延長にあたる「みゆき通り」、三宅坂から渋谷に至る「青山通り」などが便利です。高級ブティックや個性的な雑貨店やヴィンテージなショップが並び、休日にはデートや観光を目的に訪れる人も。東京を代表するおしゃれストリートを、散歩感覚で楽しむことができます。青山通りの表参道と渋谷の間に位置するのは青山学院大学。渋谷からも表参道からも近い最高の立地にありながら緑の多いキャンパスで、おしゃれなイメージのある大学です。
アートな気分の日には、みゆき通り沿いにある「根津美術館」がおすすめ。国宝や重要文化財を含む日本・東洋の豊富な古美術コレクションを堪能することができます。さらに、根津美術館のほど近くには「岡本太郎記念館」も。アトリエを改築した展示スペースにて氏の作品に触れられるとあり、多くのファンが足を運ぶ人気スポットとなっています。
歩き疲れたら、お洒落なカフェやレストランでひと休み。骨董通りにある「Nicolai Bergmann NOMU 」はフラワーショップに併設されたカフェで、色とりどりの花に囲まれて癒しの時間を過ごすことができます。また、同じく骨董通りにある「Two Rooms Grill Bar」は、屋上のテラス席が自慢のグリル&バー。青山エリアが一望できる都内随一のロケーションで、贅沢な時間を過ごすのもいいでしょう。
ショッピング、アート、そしてグルメ。日々の暮らしが、ワンランク上の感性を育んでくれます。
デザイン性が高く、個性的な外観を持つショップが多く軒を連ねる青山。とりわけ、青山に拠点を置くハイブランドの店舗設計は、その優れた外観で建築物としても世界的な認知度を誇っています。
中でも、通称“鳥の巣”で知られる北京国家体育場を手掛けた建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロン(HdM)がデザインした「PRADAブティック青山店」は有名です。ひときわ目を引くガラス張りの外観は、青山エリアのランドマーク的存在と言えるでしょう。
なお、PRADAブティック青山店に程近い「miu miu aoyama」もHdMによるもの。こうしたデザイン性に富んだ建築が、瀟洒な街並みにさらなる彩りを与えています。
週末に出掛けるなら「ファーマーズマーケット@UNU」がおすすめ。国際連合大学(UNU)前の広場で、毎週末開かれている大規模なマルシェです。
「Life with Farm」をコンセプトに、農家が中心となって開催しているこのイベント。フレッシュな野菜やフルーツ、手作りスイーツなどのショップが軒を連ね、常にカップルや家族連れで賑わっています。
色とりどりの商品が並ぶ様子は、まさにフランスのマルシェ。フードカートやイートインスペースもあり、住民にとって憩いの場となっています。
東京メトロ千代田線、副都心線、銀座線、半蔵門線、大江戸線と、複数の路線が利用可能で、都内各地へのアクセスも良好な青山エリア。繁華街から一本入れば穏やかな居住地域が広がるなど、暮らしやすさも十分です。
都会ならではのモダンな空気感だけではなく、生活に根差した営みがしっかりとなされている場所。上質なシティライフが送れるこの街で、自分らしい暮らしを紡いでみてはいかがでしょう。