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格式ある邸宅と華やかな風情に親しみやすさが漂う、穏やかで落ち着いた街「目黒」


東京屈指の桜の名所・目黒川があり、東京都住みたい街ランキングでも上位に名前があがる目黒。JR山手線や地下鉄など4路線が乗り入れ、渋谷・恵比寿・六本木にも近い利便性の高さが魅力です。昔から高級邸宅街としても知られていますが、実は盆踊りやさんま祭りなどで賑わう庶民的な面も。親しみやすい雰囲気に溢れた街なので学生、家族連れ、シルバー世代など、行き交う人の層も様々。また、治安が良く落ち着いているため、都会で穏やかに暮らしたいという10代の学生から40代までの幅広い層から人気が高いエリアです。

江戸時代には多くの大名屋敷が建てられ、行楽の場として人気が高く、名物の竹の子飯や目黒飴を売る店が並んでいた目黒エリア。明治以降は高級住宅街へ発展しましたが、現在の商店街にも古くからある飲食店や商店が残り、当時の賑わいを感じさせる親しみやすい情緒があります。また、昭和初期に多くの芸術家や彫刻家が住んでいたという逸話から芸術作品の誕生の場と言われており、そんな高感度のある街で暮らしてみたいという人も多いでしょう。

目黒の特徴の一つは駅前が充実していることです。ランドマークでもある東口直結の「アトレ目黒1・2」には「ザ・ガーデン自由が丘」「成城石井」があり高級食材も購入できます。西口にある「目黒シネマ」は2本立ての名画座でコアな映画好きに人気です。

商店街も発達しており、目黒といえば秋の風物詩である「目黒のさんま祭り」が有名です。名産地の新鮮なさんまの炭焼きが無料で振る舞われるとあって、地元住民のビッグイベントになっています。

インテリアが好きな人には目黒はとても魅力的です。目黒通りを西に進み山手トンネルを超えると、50軒以上のインテリアショップが集まる、通称「インテリアストリート」が現れます。「ACME Furniture」「BRUNCH」などの人気ブランドのほか、人気の北欧、アジアン、アンティークやビンテージ、ユーズドまで個性豊かなショップが並び、ウィンドウショッピングだけでも楽しいはずです。ネットや量販店では出会えない家具を見つけて、部屋づくりにこだわってみるのもいいかもしれません。

春は桜、秋は紅葉が広がる目黒川。川沿いを南方面に行くと石造りの歩道エリアがあり、カフェや出店で四季の景観をゆっくり楽しめます。中目黒に繋がる北方面に進むと高台に向かう坂が増え、リノベーションしたビンテージマンションが連なる高級邸宅街に。これは明治維新によって西洋文化が流入し、高台に西洋のディテールを反映した家が増えたことによるもの。レトロ建築物が好きな方におすすめの散歩コースです。