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「原宿」の「過去と今」が人々を飽きさせない街を作る


若者の街という印象の強い「原宿」。しかし実際は、歴史ある明治神宮の厳かな雰囲気と、活気ある若者の文化とが両立された街なのです。

鎌倉から奥州へ行くための鎌倉街道の宿駅があったことが地名由来とされている原宿。山手線の延伸により1906年に原宿駅が開業。1919年に明治神宮建設および表参道が整備されました。

1960年以降になると本格ブティックや洗練された喫茶店、ファッションビルなどが次々と誕生。現在の「原宿」という街の姿に近づいていくことになります。現在、このエリアに住む人は全国平均から見ても20代・30代が非常に高く、感度の高い若者が集まる街であることがわかります。

「原宿駅」は本数の多い山手線が、「明治神宮前駅」は東京メトロ千代田線・副都心線の2路線が乗り入れている駅です。

原宿駅から新宿駅へは約5分、池袋駅へは約12分。東京駅へは乗り換えなしでアクセスできます。

さらに明治神宮前駅から渋谷駅へは約2分、赤坂駅へは約6分でアクセス可能。東京都心部だけでなく、横浜方面へ路線が伸びているのも便利です。

なお、原宿駅から明治神宮前駅への乗り換えは歩いて1分程度。乗り換えが苦にならないこともポイントです。

原宿エリアの代表的なカルチャースポットといえば、例年日本一の初詣参拝者数を誇る「明治神宮」でしょう。

約234種・10万本の木々が植えられた緑あふれるこの神社は、見どころも豊富。


神社の南側には、四季折々の植物を楽しめる「明治神宮御苑」が。本殿へ向かう参道“神橋”を渡った先には、有名建築家“隈研吾氏”が設計を手がけた「明治神宮ミュージアム」があり、ここでは宝物殿より移した御祭神ゆかりの品々が展示されています。

みずみずしい緑に包まれながら、明治神宮の歴史を肌で感じられる——それがこのエリアの魅力です。

さまざまなショッピングビルが立ち並ぶ原宿。そんな中、2020年6月に大型複合施設「ウィズ原宿(WITH HARAJUKU)」が新たに仲間入りしました。

「ウィズ原宿」は日本初の都市型店舗「IKEA原宿」や、世界初アプリ連動型フロアを展開する「ユニクロ 原宿」など、じっくりとショッピングを楽しめる店舗が多数出店しています。

また、渋谷と原宿を繋ぐ「キャットストリート」を歩けば、今度はユニークなセレクトショップや話題のカフェなどが目白押し。そのまま渋谷エリアに入れば、都心最大級の売場を有する「ニトリ渋谷公園通り店」も現れます。

気ままに歩いているだけで、次々と魅力的なショップが現れるのが「原宿」という街なのです。

華やかさだけでなく、憩いのスポットも充実しているこのエリア。

世界で活躍するバーテンダーがプロデュースした「The SG Club(エスジー クラブ)」はぜひとも訪れたいスポットの一つです。1階は昼間からドリンクを飲めるカジュアルスペース、地下1階は18時にオープンする落ち着いたバースペースとなっています。

美味しいお酒や食事に舌鼓を打ったあとは、代々木公園を散策して帰るのもいいでしょう。敷地内にはスポーツ施設やドッグランがあるほか、グルメフェスなど個性豊かなイベントも定期開催されています。

流行に敏感な原宿の街から刺激を受けつつも、こうした場所で適度に息抜きをする。それがこの街で暮らす人々の「スタンダード」なのです。