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グルメの街、文化人の街、様々な顔を持つ「麻布十番」


下町風情の温かみある商店街など、歴史を感じさせる街並みが広がる麻布十番。一方では、芸能プロダクションやテレビ局などメディア系の企業が多く、先端の流行や情報発信の地の顔も持っています。常に新しいものを発信しながらも古き良き風景は昔と変わらず、その絶妙なバランスがこの街の持つ魅力です。そんな魅力に惹かれて芸能人も自然と集う街、それが麻布十番です。

麻布十番駅は地下鉄大江戸線と南北線があり、新宿、渋谷、恵比寿、銀座、日本橋、東京など、都内の主要エリアも30分以内で行ける利便性の良さが魅力。少し足を伸ばせば六本木駅も利用可能です。どんな街にもアクセスがよいとあって、40代が多いエリアではありますが、単身のビジネスパーソンからカップル、ファミリーまで老若男女の幅広い年齢層にオススメです。

各国の大使館やインターナショナルスクールが多数存在しているため、東京の中でも特に国際文化を感じられるのもこの街ならでは。様々な人種の住人をも納得させるレストランやカフェなど国際色豊かなお店も多く、高級感があり洗練された大人の街並みが広がります。スーパーマーケット「NATIONAL」には日本のスーパーでは見かけない輸入食材やオーガニック食材が多く、料理好きな人やナチュラル志向な人も毎日の買い物が楽しめそうです。

「麻布十番駅」は2000年開業と歴史は浅く、それまでは車でのアクセスが中心で、かつては「陸の孤島」とも呼ばれていたことも。そんな限られた人だけが利用する地域だったため、現在でも“隠れ家”的な雰囲気が定着し、人が多すぎず住みやすいと言います。街には芸能人・有名人行きつけの老舗中華料理店や高級イタリアンから庶民的な大衆居酒屋、食べログでトップに入るレストランも数多く存在します。例えば米国風メキシカンで人気のフリホーレス、老舗の焼き鳥屋、40年の歴史を持つ中国飯店の富麗華など。あらゆるジャンルがそろっておりお店選びには困りません。また、雑貨店も豊富。輸入から国産のセレクション豊富な成城石井、おしゃれなインテリアショップや伝統的な和雑貨店まで多彩な顔ぶれが揃います。こうした活気あふれるお店の数々が、この街で暮らす人々を豊かにしています。

駅前の麻布十番商店街は300年以上の歴史を持ちます。江戸時代には仙台藩などの諸藩の江戸屋敷があり、そこに使える奉公人が住んだことや、善福寺の門前町であったことなどから古くから庶民の街として発展してきました。その頃から営業を続ける蕎麦屋「永坂更科」、豆菓子「豆源」などの老舗が街の歴史を繋ぎます。また、毎年8月に行なわれる麻布の夏の風物詩「麻布十番納涼まつり」を身近に楽しめるのは、この街に住む人の特権と言えるでしょう。

また、麻布十番商店街を端まで散歩すると、世界中からの書籍や雑誌がありギフトも帰る六本木蔦屋書店があり、さらに進むと六本木ヒルズやグランドハイアット東京が。歴史を感じる街から一気に現代アートの街へと歩くことができます。