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伝統と近代の息吹を感じる建設美と街並み。休日も楽しめる街に生まれ変わった「東京」の表玄関


日本の首都・東京の玄関口となる東京駅は日本の金融・経済の中心の街。駅を境に西側の丸の内エリアと東側の八重洲エリアに分かれますが、かつてはほとんどがビジネスビルでした。駅周辺に住居物件はほとんどないものの、2000年代以降の大規模再開発によって衣・食・住を楽しむスポットが大幅に増え、観光客だけではなく、近隣エリアに住む人たちが少し足を伸ばすことでモダンライフが送れる街に生まれ変わっています。駅地下は幅広い年齢層をターゲットとしたショッピング街となっており、観光客や家族連れでにぎわいます。駅周辺のショッピングビルは「大人な男女」を主なターゲットとしており、ビジネスマンやOLが楽しめる場所となっています。

丸の内エリア一帯は、かつて徳川幕府の江戸城を守る全国の大名が集まる屋敷街でした。明治維新以降軍用地として利用されていましたが、1890年に三菱社が土地買収したことによってビジネス街に。東京駅周辺には全国の企業や銀行が事業所を新設・移転。新丸ビル、大手町ビルをはじめ次々と大型ビルが建設され、2012年の東京駅リニューアルオープン以降はホテルや商業施設が生まれるなど休日にも人が集まるエリアに発展を遂げました。

東京駅周辺には意外にも芸術を嗜む場所がたくさん。駅構内に併設された東京ステーションギャラリーは駅舎と同じレンガ造りの内装が壮観で、近代美術を中心に個性的な展覧会を開催しており、芸術を愛する人たちに親しまれています。他にも企業経営の美術館が多くさまざまなアートを巡ることも。また、丸の内南口前にある商業施設「KITTE」は、旧東京中央郵便局の内装を活かした建築美を眺めながらご当地の銘品や話題の飲食店・ショップ、季節限定テナントが楽しめます。

数多い一流ホテルのなかでも、大手町タワーの最上層6フロアにある「アマン東京」の素晴らしさは格別です。世界中でリゾートを展開するアマングループが手がける都市型ホテルで、日本文化と自然の調和をコンセプトに日本特有の伝統美が際立つ空間づくりが魅力。レストラン、カフェのほか、会員制のスパ、フィットネスも併設しており、近隣に住むなら必ず行ってみたい、東京上空のサンクチュアリです。

高層ビルが並ぶ一方、自然を感じながら散歩を楽しめる場所もあります。石畳と街路樹が美しい丸の内仲通りは、オシャレな路面店やカフェが並び、歩いているうちに日比谷の東京ミッドタウンや皇居外苑まで辿り着きます。また、東京駅周辺は日本夜景遺産にも認定された国内屈指のイルミネーションエリア。クリスマス時期には、東京ミチテラスなどのライトアップをはじめ、周辺一帯が幻想的な光の空間に包まれます。大都会ならではのハイクオリティな光景を毎年見に行くのも楽しみの一つになるでしょう。